ウユニ塩湖旅行記 第二話 ホテルの前で待ちぼうけ。

ボリビア


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突然ですが、皆さん海外の人に何をお土産持って行きますか?

僕は、サラリーマンでタイとインドネシアとメキシコに赴任経験があります。東南アジアで喜ばれるお菓子は色々有りますが、特に東京バナナ、は喜ばれました!賞味期限短いのがネックですが、あんまり気にしません。現地の人は。笑。

メキシコでは緑茶とかヨックモック、あまり癖の無い焼酎が好まれました!

 

 

さて、今回はウユニ旅行記の第二話になります。

第一話から読みたい方は、下記のリンクからどうぞ!

 

第一話

 

ウユニ空港からホテル迄のタクシー運転手のホセさんと別れた後、僕はホテルに入ろうと木製でできた重そうなドアに手をかけた。

ドアは内側から鍵がかけられていて開かない。おかしいなと思ってもう一度ドアを押す。

やっぱりダメだ。もしかするとホセさんが間違えたホテルに下ろしたのかもしれないと思って軒先に吊るされた看板を見る。木製の看板はかなり萎びていて今にも落ちそうだ。

ホテルの名前は、予約したホテルと同じで、確かにホテルはここで合っている。

もしかして潰れてしまったのだろうか?

僕は今度はドアをドンドンと叩いた。まるで囚われた囚人のように。

更に「誰かいませんかー?」と呼びかけてみた。日本語で呼びかけてしまい、しまったと思い、スペイン語でもう一度呼んでみたがあたりは静まり帰っていて返事がない。

詐欺にでもあったんだろうか?そんな気持ちになってくる。こういう時に限って道端には誰もいない。僕1人とあとは砂煙を上げて走る車があるだけだ。

 

5分程待っていたが誰も返事がない。仕方なく諦めてスーツケースを横だおしにしてそこに座り込んだ。スーツケースは通り過ぎていった車の砂埃をまともに受けていてザラザラとした感触がジーンズの上からでも分かった。ふー。と軽く一息つく。

砂漠に1人残されたような不安が僕を襲う。

 

どうしようか。。。ホテルを予約したサイトに連絡するか。それとも警察だろうか。とりあえずサイトに電話をかけたが何故か繋がらなかった。またどうしようかと不安になったがどうにもならない。

不安に思いながらもスーツケースに乗って待っているのは、なんだか旅に出ている気分になるなー。と呑気な事を考えていた。

ここで待っていても仕方ない。警察に行くか他の宿を探すか。と考えて立ち上がろうとするとギイッとドアが空いた。

ドアの開く音に振り向きドアの方を見上げると、僅かに開いたドアの隙間から覗く少し年老いた女性の可愛らしい目があった。

 

最後までお読み頂き有難うございました。
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