スペイン・サグラダファミリア旅行記(1)ーガウディの苦悩ー

スペイン

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そろそろ髪を切りに行きたいけど、感染するのも嫌で、もしかすると自分が無症状で、感染させるのはもっと嫌なのでそのままにしてます。どのタイミングで行けばいいんですかね。。。

こんにちは。mottoです!今日からスペイン旅です!
それでは芸術の街バルセロナにgo!

バルセロナの街は冬の装いと春の息吹が交互に混じり合ったような複雑な季節の中にあった。2013年1月2日。街路の落葉樹はすっかり葉を落としていて吐く息は白かったが、日向に注ぐ太陽の光は地中海地方特有の柔らかな木漏れ日を作り、オリーブやオレンジ栽培が盛んなこの地方の暖かさを肌に届けていた。その優しい日差しに僕は目を細めたが、少しでも風が吹けば肌寒く感じた。
街ゆく人々もマフラーの中に顔を埋めるように忙しそうに足早に目的地に向かう人もいれば、半袖でゆったりと闊歩する人もいた。

僕はメトロの駅から地上へと続く階段を登り切って振り返った。見上げたらサグラダファミリアだった。この目的地は、駅の真横、いや、真上にあると思うくらいに出口に近接していた。見上げたサグラダファミリアは澄んだ青空を背景にしている。上部では黄色や赤の複数のクレーンが、せわしなく上下左右に作動していた。クレーンがある最上部から徐々に下部へと目を下ろしていくと茶色の外装の一部が建築中の銀色の足場や白いシートに遮られてはいたが、それでも凛とした佇まいで堂々と存在していた。

サグラダファミリアは想像していたよりも多少、小さくは見えたが、それでも余りある迫力を僕に伝えていた。バルセロナに到着してすぐにガウディの建築物であるグエル公園やカサ・ミラを見学して来たのだが同じガウディの作品とは思えないくらいに別物に見えた。サグラダファミリアは印象的な屋根の部分に曲線は見受けられるものの、比較的直線が多く配され、キリスト教色の強い荘厳な出で立ちだった。

一方でカサミラやグエル公園は波を思わせる緩やかな曲線を基調としつつも青やオレンジや赤、黄色などの色味を巧みに配していてどこか開放的な雰囲気を漂わせていた。ある意味で真逆のコンセプトのように思えた。

ガウディも出資者の要求によって色々と妥協したのだろうか?もしくは出資者の意向は出来るだけ無視して己の芸術家としての本分を全うして建築したのだろうか?それとも与えられた仕事をただ淡々とこなしていただけなんだろうか?
想像すると答えの無い入り口に迷い込みそうでやめてしまった。

最後までお読み頂き有難うありがとうございました!

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