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貴方に読んで頂けるから今日も僕は書く事が出来ます。ありがとう。
そろそろ体重計買って体重管理しないとヤバいかなと感じる今日この頃です、、、
こんにちは!mottoです!
ブッファの丘から
自宅に着くとシャワーを浴びて服をよそ行きに着替えた。外に出るともう暗くなっていた。
僕は、予約していた旧市街にあるレストランに向かった。バルコニーからカテドラルが見えるレストランだ。
市街地に向かう街並みは夜の街灯に照らされて、この街の真の美しさの真骨頂を見せつけていた。
2つのランプを天秤のように左右に掲げた街灯の光は、スペイン領時代を彷彿とさせる街並みや木々や道路脇に整然と駐車している車輛に当たると乱反射を起こして、赤や緑、黄色といった異なった光に変色して、それぞれの光が、それぞれ違う波長で街並みを描き出していた。それは時にボンヤリとした幻想的な世界だったり、一方で直接的な光が当たる場所では近未来的な輝きを紡ぎ出していた。
そして街ゆく人達は、それぞれに着飾っていて、街灯の光を浴びた人々はそれぞれの舞台に向かう俳優か女優であるかのように華やいだ雰囲気を身に纏っていた。
この街ではありふれた夜の光景や光彩、ザワザワとした雰囲気こそが、1番美しいのではないかと思った。
時折、聞こえてくる車のクラクションでさえ、何か一本の良質な映画でもこれから始まるのではないかと思えるくらいに胸を高鳴らせた。
美しく華やいだ街並みを背に僕は、レストランに向かった。
実は先週、隣町のアグアスカリエンテスという所でゴルフ をしたのだけれど、その時に仕事を頂いている会社の人とゴルフ をした。そこの社員のメキシコ人女性がゴルフに参加していた。アグアスカリエンテス生まれの彼女は、僕より3歳程年下で、155センチほどの小柄な体型だったが、栗色の大きな瞳にブロンドの髪を後ろで縛り白いポロシャツと淡いピンクのショートスカートという出で立ちだった。
そして、ゴルフクラブのヘッドカバーはピンク色のフェミニンなモノだった。女性とゴルフ をするのは久しぶりだったので、僕は少し緊張していたが、彼女は、プレイに入るとなかなかキビキビとしたアスリートな一面を見せてきて、僕は徐々にリラックスする事が出来て楽しい時間を過ごせた。
彼女は僕より3つ年下ながら幼い頃からゴルフ をしていて見た目の可憐さとは違い、かなり鋭いアイアンショットを見せていた。僕も負けないように熱が入った。
なんとか彼女にスコアは、負けなかったがそれは、彼女が忖度してくれたのかもしれない。
彼女はまたゴルフをしましょうと提案してくれたが、実は僕は、来週日本に帰る事を告げた。彼女は少しビックリした顔をして、それならば彼女が、来週サカテカス行く用事が有るから夜、食事しようという事になった。
予約したレストランには19時の待ち合わせだったが、僕は、予約の10分前に着いた。
バルコニーは完全に2人用に作られていて、バルコニーには小さなテーブル一つと椅子2脚あるだけだった。テーブルも椅子も脚の部分と背もたれは、お洒落な黒い金属で出来ていて緩やかに湾曲している。座席の部分は淡いベージュの温もりが感じられるような木材で出来ていた。
僕は左手側の席に座った。木材で出来た座席は少し硬かったが、塗られたニスのお陰か思った以上に滑らかだった。席に座り顔を上げると目の前にカテドラルが見えたので反対側に座り直した。隣町に住んでいる彼女にカテドラルが見える方に座らせてあげた方がいいと思ったからだ。
僕は、ナチョスを頼んだ。
この場所から見る街並みも良い雰囲気をしていた。石畳に渋滞する車輛は街灯に照らされてどこか特別な感じがしたし、急ぐでもなく緩やかでもない。クラクションもあまり鳴らされなかった。車輛のほとんどが日産、ホンダ、トヨタという日本車で、日産が多い。中には日本で見ないダットサンという車輛も行き交っていた。
僕は、ナチョスを食べながら彼女を待ったが、7時30分になっても彼女は来なかった。メキシコの人は30分遅れが、当たり前なのだが連絡して来ない事は珍しい。気になってwhat’s up で彼女に連絡してみた。
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グラシアス!
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