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今日は、抹茶味のタピオカグミを食べました!美味しかったです!
こんにちは!mottoです。
今回からメキシコのサカテカスという街です!僕はここに1年8か月仕事で赴任してました!世界遺産にもなっている可愛いらしい街です!また、食文化も素晴らしい国でもあります。メキシコの食文化のタコス、ブリトー等は、和食より先に世界遺産にもなっているんですよ!
それでは、メキシコの旅へ!どうぞ!
贅を尽くしたカテドラルよりも街灯に映し出される輪郭のぼやけた何気ない街並みにこそ、この街の美しさがあると僕は思った。
目に痛いくらいの青空の日に僕は、サカテカスの旧市街に出かけた。
僕は、会社の異動でメキシコのサカテカス という場所に赴任していた。多分、そんな事が無ければ、一生この場所と縁がある事は無かったし、街の名前さえ知ることは無かっただろう。
僕は、約1年8か月の任期を終えて来週日本に帰任する。日本に一度戻り、それから半年の休職になって留学と世界一週をする予定だった。
サカテカス の旧市街に向かう、緩やかに続く石畳の坂道を僕は、一歩一歩確かめながら歩いていた。
天気は晴れ渡っていたが、2月の朝の寒さの名残が街路の隅々に残っていて両手をポケットに突っ込んで進む。ポケットの中にはジンワリとした暖かさが詰まっていた。
この街では飛行機雲を良く見かけた。
サカテカス は2500メートルの高地にある事もあって空が近い。目の前の水道橋の上を、一台の飛行機が、青空のキャンパスに白い一直線を描いて通り過ぎていく。飛行機雲以外には少し雲もあったがそれ以外は空の美しさを邪魔するものは何もなかった。
その青空に映えた白い雲に僕はどこか時間の残酷さのようなものを感じていた。
美しく描かれたこの一直線の雲も時が経てばその形を失いやがて青空に消える。一瞬でも輝いて消えた方が正解なのか?それとも消える事なく永遠に残り続けた方が幸せなんだろうか?
僕はいつか終焉の時が訪れる方がきっと幸せだと思った。きっとずっとそのままの形を続けるモノなんて有り難みがない。もし神様という人がいるなら、それを分かっていてこの世の全てのものに生命と時間というものを与えたのでは無いんだろうか?そう思った。きっと永遠に存在するものなどないとは思ったけれど、やはり形あるものが、無くなるというの悲しくも残酷にも思えた。もし永遠に存在するモノがあるならそれはどんなモノなのだろうか?そんな事を考えながら市街地に向かっていた。
(2)に続く。
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グラシアス!
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